検診のたびに検出される尿蛋白
(今までの、いきさつ)
ずっと、前から健康診断の際「尿蛋白」が出続けていました。
私も子供たちの妊娠中は、結構「尿蛋白」が出たりしたけど、産後パタっと治ったんだよね。でも、パパは毎年の検診では毎回「尿蛋白」が検出される。
備考欄には「経過観察」と書かれるも、特に何もなく、翌年にはまた検診で、同じように「尿蛋白」が出て・・・・・その繰り返しでした。
「大丈夫なの?」と聞いても「大丈夫だよ」とパパから返事が返る。
痛みもないし、普通に生活できる。
でも、検診では引っかかる(汗)みたいな・・・・
2年くらい前から「経過観察」だったのが「要受診」になり、その辺素直なパパはちゃんと病院に行くようになりました。
尿蛋白だけじゃなく、コレステロールな中性脂肪も高めで、クスリが出るようになりました。血をサラサラにする薬だったかな?(朝晩飲んでます)
去年。尿蛋白が今までは「+」だったのが、毎回「++」になり、私の心配の度合いがUPしたのを覚えています。
実は、義妹が10年以上前から(まだ30代のころ)人工透析生活。
パパの叔父も、祖父も腎臓を悪くして、亡くなっています。
義母からは、だいぶ前に「腎臓が悪いのは家系的な物が大きいと思うからそこは覚悟してね」みたいな話をされたりもしました。
でも、「まさかうちのパパも??まさか」って感覚です。
腎臓はモノを言わぬ臓器。
胃のように悪くなっても痛みを感じることもなく、ジワジワと悪くなるのが怖いところです。
尿蛋白が++になって、心配だった私はパパに「腎生検でしっかり検査したほうがいいんじゃないの?」と提案しました。
それが2年前の話です。
分かってはいるけど・・・・・やっぱり「腎生検」が時間もかかるし、体の負担もかかるしで、なかなか踏み込めなかったようです。
でもこのままだと絶対良くないと説得し続け、パパもそこは理解していたので・・・2019年の12月に、やっと「腎生検を」行いました。
ついに腎生検を行うことに
腎生検というのは、蛋白尿、血尿、腎機能低下等の腎臓病を患っている患者さんの診断をつけ、今後のしっかりとした治療法を決定するためにする検査です。長い注射器のような物を背中側から刺し、超音波を見ながら腎臓の組織の一部をとり、顕微鏡で評価する検査です。
総合病院に、検査日含めて5日間入院しました。
パパは、会社が年末年始で休みになるタイミングに合わせて丁度その入院の5日間を入院期間にあてました。(会社にすごい迷惑かけてたんじゃないかなと別の意味でも妻の私は心配になりました、汗)
2020年のクリスマスは、私と子供2人で寂しく過ごしました。
パパがいない空間は・・・・寂しすぎて
パパには、これからもずっと元気でいてもらいたいから、検査の結果がわかってちゃんと治療をしてほしい。
腎臓は一度悪くなると、治らないのです。
でも、これ以上悪くならないよう、努力すれば透析生活は免れるかもしれない・・・・・。
そんな思いで、食事療法も開始しました。
食事療法の開始
腎臓が悪い人は「低タンパク質・減塩」の食事が基本です。
タンパク質って、腎臓で分解されるんですが、多く摂りすぎると腎臓がオーバーワークになり、負担をかけてしまうことになるんです。だから必要最小限で決められた量のタンパク質を摂らなきゃいけません。
うちのパパは、毎食45gのタンパク質(肉・魚・卵・大豆製品)までに抑えるようにした方がいいと、栄養士さんから教えてもらいました。
「PONTAN★1日1000円生活」ってブログを書いてたんですけど、これを機にブログの名前を「PONTAN★健康的な食生活」に変更しました。
ケア食になることで、毎日1000円で管理するのは厳しいかなって思ったので、思い切ってしばりを失くすことにしました。節約は続けているし、基本は1000円になるようにお買い物は続けているんですけどね。最近は1200円とか1300円とかの日も多いです(;´∀`)
腎生検の結果が出て、病名が診断されました
2020/2/3。ちょうど節分の日、パパが通院日だったのですが、腎生検の結果がわかり、病名を診断されました。
IgA腎症
IgA腎症は、検尿で血尿や蛋白尿を認め、腎臓の糸球体に 免疫グロブリン のIgAという蛋白が沈着する病気で、多くは慢性の経過をたどります。
腎生検で診断がつく病気では一番率が高い病気のようです。
(日本の 疫学調査 からは約33,000人の患者さんがいると推計されている)
この病気は国で定められている「指定難病66」の病気です。
「指定難病支給認定申請書の準備」に続く・・・・・・
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